迅速抗体検査は何種類の検査法があるのか?
保健所や病院、医院で実施している迅速抗体検査の種類について解説します。
迅速抗体検査と即日抗体検査は、呼び方が異なるだけで同じものです。
迅速抗体検査は、イムノクロマト法を応用した検査法です。
迅速抗体検査は、世界各国から多くの種類が発売されていますが、日本では厚生労働省が認可している検査は2種類しかありません。
通販で取り扱っている迅速抗体検査キットは、世界各国から販売されているものを取り扱っていますが、これらは厚生労働省の認可を受けていませんので、使用するのは自己責任で使用します。
日本で正式に使用されている即日検査キットは、以下の二種類です。
1.迅速抗体検査
ダイナスクリーンと言う名前で呼ばれています。
この検査キットは、日本全国で一番多く採用されています。
血液をキットに滴下して、15分で判定します。
検査を受ける時期は、不安な行為から12週で、HIV-1とHIV-2の抗体が検出可能です。
一般の血液検査でもHIV感染がわかるのか?
体調が悪く病院を受診して、一般の血液検査を受けることがありますが、この検査でHIV感染が分かるのかという質問をよく受けます。
今囘はこのことについて解説してみます。
結論から言いますと、一般の血液検査では、HIVの感染はわかりません。
HIV感染の判断は、HIVに感染して身体の中に出来るHIV感染抗体を調べることと、PCR検査のようにHIVの遺伝子の一部を調べる検査受け無いと、感染は分かりません。
一般の血液検査の項目には、このHIV抗体を調べる検査は含まれていません。
一般の血液検査で確認できる項目は、
血液学的検査、凝固・線溶系検査、生化学的検査、内分泌系代謝的検査、免疫学的検査の5種類に分類されます。
今囘はこのことについて解説してみます。
結論から言いますと、一般の血液検査では、HIVの感染はわかりません。
HIV感染の判断は、HIVに感染して身体の中に出来るHIV感染抗体を調べることと、PCR検査のようにHIVの遺伝子の一部を調べる検査受け無いと、感染は分かりません。
一般の血液検査の項目には、このHIV抗体を調べる検査は含まれていません。
一般の血液検査で確認できる項目は、
血液学的検査、凝固・線溶系検査、生化学的検査、内分泌系代謝的検査、免疫学的検査の5種類に分類されます。
HIV検査を受ける必要性とは?
HIV感染するリスクのある行為(コンドームなしの膣性交及び肛門性交)をした場合、感染する人もあれば、感染しない人もあります。
感染するかしないかは、その時の身体の免疫力の強さと、身体の中に侵入したHIVの量に関係します。
HIVが多く身体の中に入れば、免疫力があっても感染する場合もありますし、幸いなことに免疫力が勝ち感染しない場合もあります。
HIVそのものの感染力は非常に弱いことから、少しの量のHIVが身体の中に入っても、普通の生活をしている人であれば、体の免疫力が勝ちまず感染することはありません。
しかし、HIVに感染するリスクのある行為をすれば、医学的には感染の可能性が高いと判断されます。
また、感染するかしないかは、事前にわかりません、これが感染症の怖さです。
感染するかしないかは、その時の身体の免疫力の強さと、身体の中に侵入したHIVの量に関係します。
HIVが多く身体の中に入れば、免疫力があっても感染する場合もありますし、幸いなことに免疫力が勝ち感染しない場合もあります。
HIVそのものの感染力は非常に弱いことから、少しの量のHIVが身体の中に入っても、普通の生活をしている人であれば、体の免疫力が勝ちまず感染することはありません。
しかし、HIVに感染するリスクのある行為をすれば、医学的には感染の可能性が高いと判断されます。
また、感染するかしないかは、事前にわかりません、これが感染症の怖さです。
『新 医学と切手の極意』の一部リニューアルのお知らせ
『新 医学と切手の極意』のコンテンツの一部をリニューアルしました。
見やすくなりましたので是非ともご覧ください。
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『新 医学と切手の極意』に新規原稿追加のお知らせ
採血した血液を冷蔵庫で保存するとHIVは冬眠するのか?
AIDSの発症が非常に早くなってきている現状
『新 医学と切手の極意』に新規原稿追加のお知らせ
お知らせ
当ブログの左サイドの『血液の鉄人のHIV/AIDS及び性行為感染症検定』に新しい検定を掲載しました。
HIV検査を受ける人が激減し、AIDS発症が早くなっている現実
HIVに感染しても早期に発見し、早期に適切な治療を受ければ、AIDSの発症を抑えこみ、普通の社会生活が遅れるようになってきています。
1996年以前は、HIVに感染すると余命7年前後と言われていましたが、抗HIV薬の多剤併用療法が発達した現在は、余命数十年以上となりつつあります。
現実、感染後26年間問題なく生活している人が存在することが報告されています。
早期にHIV感染を発見しAIDS発病前に適切な治療をすれば、ほとんど死に至ることはなくなった現実を見据えて、感染するような行為をすれば必ずHIV検査を受けることです。
次に、AIDS発症は押さえ込めるようになりましたが、最近ではHIVに感染してからのAIDSの発症が極めて早くなってきています。
特にここ数年来は、HIV感染後3年程度でAIDSを発症する症例が増加する傾向にあります。
要するにHIV感染からAIDS発病が極めて早くなってきているということです。
1996年以前は、HIVに感染すると余命7年前後と言われていましたが、抗HIV薬の多剤併用療法が発達した現在は、余命数十年以上となりつつあります。
現実、感染後26年間問題なく生活している人が存在することが報告されています。
早期にHIV感染を発見しAIDS発病前に適切な治療をすれば、ほとんど死に至ることはなくなった現実を見据えて、感染するような行為をすれば必ずHIV検査を受けることです。
次に、AIDS発症は押さえ込めるようになりましたが、最近ではHIVに感染してからのAIDSの発症が極めて早くなってきています。
特にここ数年来は、HIV感染後3年程度でAIDSを発症する症例が増加する傾向にあります。
要するにHIV感染からAIDS発病が極めて早くなってきているということです。