現在日本のHIV感染者はもっと多いのではないか?
2011年末迄の累計のHIV感染者13,667人、AIDS患者6266人という数は、真のデータなのでしょうか?
現在の日本のHIV感染者・AIDS患者の増加傾向から判断して、実際のHIV感染者・AIDS患者は、報告された数の少なくとも5倍以上は存在すると考えられています。
検査で見つかるHIV感染者は、氷山の一角に過ぎず、実際はHIV検査を受けないことから感染に気づく人は殆どいなく、現実は感染している人がかなり存在すると考えられています。
その良い例が"いきなりエイズ"です。
HIV感染に気づかず、第三者と性行為をして感染を広げることから、更に感染者が増加することになります。
それでは、現在の日本にはどの位のHIV感染者が存在するのでしょうか?
疫学的統計から世界のHIV感染陽性率の平均は、1.1%前後ですから、これを基準に計算しますと、およそ100万人のHIV感染者が潜在的に存在する計算になります。
現在の日本のHIV感染者・AIDS患者の増加傾向から判断して、実際のHIV感染者・AIDS患者は、報告された数の少なくとも5倍以上は存在すると考えられています。
検査で見つかるHIV感染者は、氷山の一角に過ぎず、実際はHIV検査を受けないことから感染に気づく人は殆どいなく、現実は感染している人がかなり存在すると考えられています。
その良い例が"いきなりエイズ"です。
HIV感染に気づかず、第三者と性行為をして感染を広げることから、更に感染者が増加することになります。
それでは、現在の日本にはどの位のHIV感染者が存在するのでしょうか?
疫学的統計から世界のHIV感染陽性率の平均は、1.1%前後ですから、これを基準に計算しますと、およそ100万人のHIV感染者が潜在的に存在する計算になります。
新医学と切手の極意に新規原稿追加のお知らせ
2012年2月26日、『新医学と切手の極意』に新規原稿を追加しましたので、是非ともご覧下さい。
HIV完治者は存在するのか?
HIVに感染すると、血液中でHIVは急激に増殖し白血球の一種のリンパ球のTリンパ球のCD4に感染して、CD4を破壊しながら増殖します。
そのために感染した人は、免疫機能を司るCD4が減少することから、免疫力が低下して日和見感染症に感染することになります、これがAIDS発症です。
HIVに感染して、抗HIV薬を服用して早期に治療を開始すれば、AIDSの発症を抑えこみ普通の社会生活を営むことが出来、天寿を全うできるようになってきていますが、根本的にHIVを完全に殺して治すことは現時点では出来ません。
しかも、一生涯抗HIV薬飲み続ける必要があることと、副作用もあることから大変なことに変わりありません。
その上、HIVに感染して抗HIV薬を服用しても、体の中のHIVを完全に死滅さすことができないことから完治した人は存在しません。
また、HIV感染予防ワクチンも無いことから、HIVに感染しないようにするしか対策は現時点ではありません。
HIVが発見されてから30年以上が経過しますが、HIVが完治した人は、全世界で米国人男性"1例"しか存在しません。
そのために感染した人は、免疫機能を司るCD4が減少することから、免疫力が低下して日和見感染症に感染することになります、これがAIDS発症です。
HIVに感染して、抗HIV薬を服用して早期に治療を開始すれば、AIDSの発症を抑えこみ普通の社会生活を営むことが出来、天寿を全うできるようになってきていますが、根本的にHIVを完全に殺して治すことは現時点では出来ません。
しかも、一生涯抗HIV薬飲み続ける必要があることと、副作用もあることから大変なことに変わりありません。
その上、HIVに感染して抗HIV薬を服用しても、体の中のHIVを完全に死滅さすことができないことから完治した人は存在しません。
また、HIV感染予防ワクチンも無いことから、HIVに感染しないようにするしか対策は現時点ではありません。
HIVが発見されてから30年以上が経過しますが、HIVが完治した人は、全世界で米国人男性"1例"しか存在しません。
経口避妊薬及び避妊器具の性行為感染症予防効果はあるのか??-4.殺精子剤-
殺精子剤は、錠剤とフィルムタイプのものがあります。
これを膣内に性行為の前に入れて避妊をするものです。
日本では販売はすべて終了しており、海外から個人輸入するしか入手法がなくなっているのが実情です。
いずれも界面活性剤を主成分とし、精子のリポプロテイン細胞膜に損傷を与えることで避妊するとされています。
殺精子剤は、HIVやその他の性行為感染症の病原体に対しても、病原体細胞壁へ損傷を与えることで予防効果がある程度あると考えられますが、現実としては感染予防効果は明らかではありません。
あくまでも精子を殺す作用のみと考えるべきです。
これを膣内に性行為の前に入れて避妊をするものです。
日本では販売はすべて終了しており、海外から個人輸入するしか入手法がなくなっているのが実情です。
いずれも界面活性剤を主成分とし、精子のリポプロテイン細胞膜に損傷を与えることで避妊するとされています。
殺精子剤は、HIVやその他の性行為感染症の病原体に対しても、病原体細胞壁へ損傷を与えることで予防効果がある程度あると考えられますが、現実としては感染予防効果は明らかではありません。
あくまでも精子を殺す作用のみと考えるべきです。
経口避妊薬及び避妊器具の性行為感染症予防効果はあるのか??-3.経口避妊薬(ピル)-
卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれた薬で、これを服用することによって、排卵を抑制し避妊します。
きちんと服用していれば避妊効果は高く、もっとも確実な方法ですが、避妊効果だけでなく副効用として、月経周期の安定化、月経血量の減少、月経困難症の軽減、月経前症候群、子宮外妊娠、骨盤内感染症、子宮内膜癌、卵巣癌、乳房良性腫瘍などの予防効果が疫学的に証明されています。
経口避妊薬服用者では、クラミジア感染の感染率が高くなることが明らかになっています。
さらに経口避妊薬服用者では、HIVなどのウイルスに罹患しやすくなる可能性も指摘されています。
経口避妊薬は、妊娠を防ぐことはできますが、HIVを含めた性行為感染症の感染を男女とも防ぐことは絶対にできません。
きちんと服用していれば避妊効果は高く、もっとも確実な方法ですが、避妊効果だけでなく副効用として、月経周期の安定化、月経血量の減少、月経困難症の軽減、月経前症候群、子宮外妊娠、骨盤内感染症、子宮内膜癌、卵巣癌、乳房良性腫瘍などの予防効果が疫学的に証明されています。
経口避妊薬服用者では、クラミジア感染の感染率が高くなることが明らかになっています。
さらに経口避妊薬服用者では、HIVなどのウイルスに罹患しやすくなる可能性も指摘されています。
経口避妊薬は、妊娠を防ぐことはできますが、HIVを含めた性行為感染症の感染を男女とも防ぐことは絶対にできません。
経口避妊薬及び避妊器具の性行為感染症予防効果はあるのか??-2.女性用コンドーム-
経口避妊薬及び避妊器具の性行為感染症予防効果はあるのか??-1.コンドーム-
経口避妊薬と避妊器具が、HIVを含めた性行為感染症の感染予防効果があるか否かを数回に分けて解説します。
1.コンドーム
コンドームは、男性性器に装着することで女性の性器粘膜との接触を絶つことができ、HIVを含む性行為感染症感染に対して強力な予防効果を発揮します。
しかし、最初の挿入時から使用しないと感染予防は出来ません。
また、行為の最後まで破損脱落が無いことが感染予防にとって重要なこととなります。
更に装着時に男性性器とコンドームに隙間があれば、そこから膣分泌液が入り込み、感染する可能性がありますので、自分の性器にあったサイズのコンドームを使用することと半立の状態での使用は、感染予防には役立ちません。
油性のローションを使用すると、コンドームの素材がもろくなり、穴が開いたり、破損する可能性がありますので絶対に使用しないことです。
1.コンドーム
コンドームは、男性性器に装着することで女性の性器粘膜との接触を絶つことができ、HIVを含む性行為感染症感染に対して強力な予防効果を発揮します。
しかし、最初の挿入時から使用しないと感染予防は出来ません。
また、行為の最後まで破損脱落が無いことが感染予防にとって重要なこととなります。
更に装着時に男性性器とコンドームに隙間があれば、そこから膣分泌液が入り込み、感染する可能性がありますので、自分の性器にあったサイズのコンドームを使用することと半立の状態での使用は、感染予防には役立ちません。
油性のローションを使用すると、コンドームの素材がもろくなり、穴が開いたり、破損する可能性がありますので絶対に使用しないことです。
『新医学と切手の極意』に新規原稿掲載のお知らせ
2012年2月5日、『新医学と切手の極意』に新規原稿を追加しましたので、是非ともご覧下さい。
tag : 新医学と切手の極意 性行為感染症と間違われやすい病気 細菌性膣症
HIV検査を陽性を無断で勤務先に知らされた!!-その2-
前回の続きです。
5.厚生労働省は1995年(平成7年)2月20日付で、全国の各都道府県の労働基準局あてに、『職場におけるエイズ問題に関するガ イドラインについて』を通知して、"HIVに感染していることを理由に解雇してはならないこと、他の病気の患者と同等に扱い差別してはならない"としていますが、これも「仏作って魂入れず」で、空念仏にしかなっていません。
6.日常的な接触では、HIVは感染しないことをよく理解せずに、HIV陽性の看護師を排除して院内感染を防ごう、風評被害を防ごうと画策するのではなく、HIV陽性の看護師がいても院内感染しない対策を講じて勤務場所を考え、共に叩かける環境を整備する為の配慮が必要です。
5.厚生労働省は1995年(平成7年)2月20日付で、全国の各都道府県の労働基準局あてに、『職場におけるエイズ問題に関するガ イドラインについて』を通知して、"HIVに感染していることを理由に解雇してはならないこと、他の病気の患者と同等に扱い差別してはならない"としていますが、これも「仏作って魂入れず」で、空念仏にしかなっていません。
6.日常的な接触では、HIVは感染しないことをよく理解せずに、HIV陽性の看護師を排除して院内感染を防ごう、風評被害を防ごうと画策するのではなく、HIV陽性の看護師がいても院内感染しない対策を講じて勤務場所を考え、共に叩かける環境を整備する為の配慮が必要です。
tag : HIV検査 HIV検査を陽性を無断で勤務先に知らされた