HIV自宅検査の功罪!!??
ここ数年来通販でのHIV検査キットの販売がうなぎのぼりに増加しています。
手軽に自宅で採血して簡単に検査ができることから、2013年には65000件を超え、10年前
に比べて12倍にも増加しています。
それに比べて保健所などでの無料検査は2012年は、131200件で、郵送検査はほぼ半数に達することからして、以下に簡単便利なために利用されているかが推測できます。
自宅検査には下記の二種類があります。
1.インターネットでの申し込みで届く器具で微量の血液を自分で採取し、その採取した検体を業者に送り、結果を後日、郵送やメール、専用サイトなどで確認する。
2.インターネットでの申し込みで届く器具で微量の血液を自分で採取し、マニュアルに従って自分自身が検査して判定する。
これらの検査キットは、厚生労労働省が検査用医薬品として認可していませんので、医療機関や保健所では採用されていません。
製造元の国での認可は受けていますが、日本国内での認可を受けていないことからして、自己責任に基づいて使用する必要があります。
この簡便な検査は、果たして信頼できるのでしょうか?
手軽に自宅で採血して簡単に検査ができることから、2013年には65000件を超え、10年前
に比べて12倍にも増加しています。
それに比べて保健所などでの無料検査は2012年は、131200件で、郵送検査はほぼ半数に達することからして、以下に簡単便利なために利用されているかが推測できます。
自宅検査には下記の二種類があります。
1.インターネットでの申し込みで届く器具で微量の血液を自分で採取し、その採取した検体を業者に送り、結果を後日、郵送やメール、専用サイトなどで確認する。
2.インターネットでの申し込みで届く器具で微量の血液を自分で採取し、マニュアルに従って自分自身が検査して判定する。
これらの検査キットは、厚生労労働省が検査用医薬品として認可していませんので、医療機関や保健所では採用されていません。
製造元の国での認可は受けていますが、日本国内での認可を受けていないことからして、自己責任に基づいて使用する必要があります。
この簡便な検査は、果たして信頼できるのでしょうか?
tag : HIV自宅検査
献血とHIV検査
現実、献血をしてHIV感染がわかった人もかなり存在することは無視できません。
"原則"献血をしてもHIV感染の結果は当人には知らせないことになっていますが、現実HIV感染を告知された人が存在することは確かに存在します。
検査目的で献血するのではなく、善意での献血をして偶然にもHIV感染が判明すれば、当然感染者自身の今後の対応や第三者への感染防止のためにも当人に告知することは必要と思われます。
この考え方によって、献血現場の医師は検査結果を通知しているわけです。
「検査結果を伝えることは、さらなる検査目的での献血を誘発してしまう」と、良く言われますが、善意で献血して感染が判明した人を放置しておくことは道義的にも許されないことです。
日本赤十字社血液事業本部は「日本赤十字社の血液事業としては、献血の検査においてHIV感染が判明しても通知はしていない」のオオム返ししか言いませんが、赤十字の7原則の"人道"、"公平"に矛盾することになると思います。
"原則"献血をしてもHIV感染の結果は当人には知らせないことになっていますが、現実HIV感染を告知された人が存在することは確かに存在します。
検査目的で献血するのではなく、善意での献血をして偶然にもHIV感染が判明すれば、当然感染者自身の今後の対応や第三者への感染防止のためにも当人に告知することは必要と思われます。
この考え方によって、献血現場の医師は検査結果を通知しているわけです。
「検査結果を伝えることは、さらなる検査目的での献血を誘発してしまう」と、良く言われますが、善意で献血して感染が判明した人を放置しておくことは道義的にも許されないことです。
日本赤十字社血液事業本部は「日本赤十字社の血液事業としては、献血の検査においてHIV感染が判明しても通知はしていない」のオオム返ししか言いませんが、赤十字の7原則の"人道"、"公平"に矛盾することになると思います。
HIV感染を早期に発見する意義とは??
2014年2月現在これまでにおよそ30種類の抗HIV薬が開発されており、これら抗HIV薬を早期に正しく服用すればHIVが免疫細胞に侵入して増殖する過程を攻撃、HIVの増殖と免疫細胞の破壊を防ぐ事が可能となり、AIDSの発症を押さえ込むことが可能となっています。
抗HIV薬はHIVを攻撃する機序によって5種類に分類され、3種類以上の薬剤を組み合わせて使うことで、HIVの増殖をほぼ完璧に押さえ込めるようになってきています。
"早期にHIV感染を発見し、きちんと治療していればエイズで死ぬ人はほとんどいなくなり、余命は一般人とほぼ変わらないようになってきています"
しかし、わが国ではHIVに感染するような危険な行為をしてもHIV検査を受けること無く放置し、体調が悪くなってから医療機関を受診し、その時初めてHIV感染を指摘される"いきなりエイズ"が30%以上も存在することを忘れてはなりません。
"いきなりエイズ"になってしまうと、命を落とす危険があるだけでなく、いくら治療を行っても良い効果は得られません。
命を落とす危険があるだけでなく、長い潜伏期間中に他人へのさらなるHIV感染を広げることにもなります。
HIVに感染しても抗HIV薬を正しく飲み続ければ血液中のHIVは検出できない量に減少し、AIDSを発病する事はほとんどなく、まして他人にHIVを感染させる心配も少なく、普段とほぼ変わらない生活ができます。
抗HIV薬はHIVを攻撃する機序によって5種類に分類され、3種類以上の薬剤を組み合わせて使うことで、HIVの増殖をほぼ完璧に押さえ込めるようになってきています。
"早期にHIV感染を発見し、きちんと治療していればエイズで死ぬ人はほとんどいなくなり、余命は一般人とほぼ変わらないようになってきています"
しかし、わが国ではHIVに感染するような危険な行為をしてもHIV検査を受けること無く放置し、体調が悪くなってから医療機関を受診し、その時初めてHIV感染を指摘される"いきなりエイズ"が30%以上も存在することを忘れてはなりません。
"いきなりエイズ"になってしまうと、命を落とす危険があるだけでなく、いくら治療を行っても良い効果は得られません。
命を落とす危険があるだけでなく、長い潜伏期間中に他人へのさらなるHIV感染を広げることにもなります。
HIVに感染しても抗HIV薬を正しく飲み続ければ血液中のHIVは検出できない量に減少し、AIDSを発病する事はほとんどなく、まして他人にHIVを感染させる心配も少なく、普段とほぼ変わらない生活ができます。
tag : HIV感染を早期に発見する意義